中国=国営石炭会社の生産能力を削減、SINOPECが南アへの投資提案

中国政府が「脱石炭」政策を加速する。国務院国有資産監督管理委員会(SASAC)は1月16日、国営石炭会社の生産能力について、2018年に1,265万トン削減する数値目標を設定したと発表した。また、生産能力ベースで8,000万トン相当の国営企業の統合などを進めると付け加えた。

他方、中国石油化工(SINOPEC)が南アフリカ共和国での投資を同国政府に提案している事実が判明した。米シェブロンの現地子会社「シェブロン南アフリカ」と関連資産を譲り受けるとの条件を付けているという。『ロイター通信』によると、南アのパテル経済発展相が明らかにしたという。シェブロンの資産譲渡については、スイスのグレンコアなども関心を示しているという。SINOPECによる買収工作に関連し、シェブロン南アフリカの株式優先権をめぐり、現地の投資家と係争しているとの情報もある。

このほか、SINOPECの子会社であるSINOPECエンジニアリング・グループ(SEG)は、イランのアバダン製油所(精製能力は日量40万バレル)の近代化プロジェクトにおけるフェーズ2の設計・調達・建設(EPC)役務を受注したと発表した。受注額は10億6,000万ドル。ちなみに、SINOPECはフェーズ1も受注済みだ。

他方、SINOPECは、残渣油アップグレードプラントにイタリア炭化水素公社(ENI)が開発した触媒プロセス(ENIスラリー・テクノロジー=EST)の基本設計(FEED)役務にかかわる契約を締結したと発表。SINOPECは、広東省の茂名製油所(精製能力は日量47万バレル)などにENIのESTプラントの新設を計画しているという。ブラントの処理能力は日量4万6,000バレルで、完成は2020年を見込む。

中国石油天然ガス集団(CNPC)の子会社であるCNPC東南アジアパイプラインが、中国とミャンマーを結ぶ天然ガスパイプライン(CMP)向けの新たな天然ガス田を探しているとの情報もある。1月12日付の『チャイナ・デイリー』などによると、CMPは、2013年7月からミャンマー沖合の鉱区で韓国の大宇インターナショナル・グループが生産した天然ガスを輸送しているという。

 

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