EU⑥=EIBがTAP建設に融資、BPが東明石化と中国でJV設立へ

欧州投資銀行(EIB)は2月6日、トランス・アドリアティック天然ガスパイプライン(TAP)の建設に関連し、15億ユーロを融資することを承認したと発表した。TAPは、アゼルバイジャンのシャー・デニズⅡ天然ガス田のガスを欧州向けに輸送するプロジェクトだ。

英国では、BPに関する情報が目立つ。同社は1月末、英国領北海で原油の埋蔵を発見した(埋蔵量は調査中)と発表した。発見場所は、スコットランドのアバディーン沖合に位置するケーパーカイリー鉱区と、シェトランド諸島西部のアクメルビック沖合の2カ所。BPは今後、北海での原油生産量を2020年までに倍増し、2050年以降も生産活動を継続する意向を示した。

BPは2月2日、中国の独立系石油会社の東明石化グループと、山東・河南・河北の3省で小売り事業にかかわる合弁会社(JV)の設立に合意したと発表した。2018年内に事業をスタートさせ、今後10年間にサービスステーション(SS)を500カ所まで拡大する予定だ。JVの持ち株比率は、東明石化が51%、BPが49%。

BPはまた、1月末に米国の電気自動車(EV)用充電器メーカーであるフリーワイヤーに500万ドルを出資すると発表した。BPは、フリーワイヤーの高速充電設備を英国や欧州諸国の燃料小売店で販売するとしている。

ところで、BPのボブ・ダッドリー最高経営責任者(CEO)は2月6日、米国での法人税率引き下げを受け、米国での投資額を増やす計画であることを明らかにした。BPは過去10年で米国での事業に900億ドルを投資しているという。

このほか、BPが2月6日に発表した2017年第4四半期の決算報告によると、同期の純利益が前年同期の4億ドルから21億ドルに増加、通期では26億ドルから62億ドルに増えた。また、17年の原油・天然ガス生産量は前年比12%増となった。増益の理由として、BPは下流事業が好調であったことや、原油や天然ガスの増産が寄与したとの見方を示した。

 

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