英国=政府がシェール生産推進策、ペガサスがイランNISOCと基本合意

英国政府は5月17日、シェールガス生産推進策を発表した。今後2年間で、160万ポンド(約220万ドル)を拠出し、地方政府がシェールガス開発計画にかかわる審査や、環境規制に関する部署を設置する際に支援を行うとしている。

他方、企業関連の情報では、英ペガサスとイランの国営石油会社のNISOCが、イラン・フーゼスタン州ケランジ鉱区にかかわる開発で基本合意に達した。5月17日付のイラン政府系の通信社が伝えた。基本合意書(HOA)の調印式には、イランのザンギャネ石油相のほか、ペガサスの社長、駐イラン英国大使らが出席したという。

英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルは5月13日、シェル・ガス&パワー・ディベロップメントが、オマーン政府と天然ガスにかかわる探査・開発のほか、再生可能エネルギー事業などを共同で推進することに合意したと発表した。シェルはまた、オマーンのブロック6鉱区にあるグレーター・バリク地域で、仏トタルと天然ガスの共同探査に乗り出す。初期段階で日量5億立方フィート、その後、同10億立方フィートの天然ガス生産を目指すとしている。

そのほか、シェルのカナダ子会社であるシェル・ガスが5月初旬、カナディアン・ナチュラル・リソーシズ(CNRL)の全保有株式8%を33億ドルで売却したと発表。売却先は明らかにしていない。また、エア・プロダクツは5月初旬、シェル・グローバル・ソリューションズ・インターナショナルから石炭ガス化にかかわる技術ライセンス事業の取得手続きを終了したと発表。製油所に残渣油ガス化プロセスの導入促進で両社の思惑が一致したようだ。買収対象には、石炭などのガス化プロセスの特許取得や残渣油・バイオマスガス化プロセスの特許の共有が含まれる。

ところで、米アラスカ州の公社であるAGDCは5月初旬、英BPからアラスカ液化天然ガス(LNG)プロジェクトに天然ガスの供給を受けることに合意したと発表した。価格や量などの詳細は明らかにされていない。BPは現在、米エクソンモービル、米コノコフィリップスとともに合弁会社(JV)を設立し、アラスカ州のノース・スロープで原油・天然ガスの生産活動を展開している。そのほか、BPは5月22日、上流部門の従業員1,800人の3%に相当する約540人を対象とするレイオフを計画していると発表した。事業再編の一環だが、詳細は明らかにしていない。

 

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