豪州=NTが水圧破砕法の指針策定、ウッドサイドが米LNG出資取り止め

今回は、豪州におけるエネルギー分野にかかわる最近の動きを取り上げる。豪州の北部準州(NT、州都:ダーウィン)は7月18日、非在来型資源のフラクチャリング(水圧破砕工法)の掘削にかかわる指針を策定する意向であることを明らかにした。2019年の乾季に探査を実施するためには18年中に決定する必要があるため、このタイミングでの方針決定となったようだ。

他方、豪ウッドサイド・ペトロリアムは7月20日、米サンプラ・エナジーが米テキサス州で進める液化天然ガス(LNG)プロジェクト「ポート・アーサーLNG」への投資を取りやめる決定をしたと発表した。ウッドサイドとサンプラは2016年2月、ポート・アーサーLNGプロジェクトでのコスト分担で合意済みだった。このプロジェクトへの投資額は80億~90億ドルで、LNG生産能力は年間約1,100万トン。ウッドサイドはこのほか、2018年第2四半期決算で、総生産量が原油換算で2,210万バレルになったと発表した。売上高は前年同期の8億6,700万バレルから10億8,000万バレルに増加した。ウィートストーンLNGプロジェクトの第2系列の生産開始が寄与したとしている。

このほか、豪開発企業であるオイル・サーチは7月17日、2018年上半期の業績について、売上高が前年同期比18%減の5億5,780万ドルになったと発表した。総販売量は同31%減の977万バレル(原油換算)となった。2月にパプアニューギニアで発生した地震による、当地でのLNGの減産などが響いたという。

ところで、英BPは7月26日、豪資源大手のBHPビリトンが米国で展開するシェールガス試算を105億ドルで買収することに合意したと発表した。BHPは2011年、約200億ドルでシェールガス開発会社であるペトロハーク・エナジー(テキサス州)の買収や、チェサピーク・エナジー(オクラホマ州)からシェール関連資産を取得したものの、その後の油価下落で、収益悪化要因になっていたという。

 

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