ロシア=サハリン-1でOVLが賠償金支払い、EU向けガス輸出量が増加

9月29日付のサイト『ビジネス・トゥデイ』などによると、ロシア極東地方で展開されるエネルギー・プロジェクト「サハリン-1」で、国営ロスネフチがパートナー企業に対し、損害賠償支払いで争っていた件について、インド国営ONGCビディッシュ(OVL)が2億3,000万ドルの支払いに合意したという。ロスネフチはこれまで、OVLや米エクソンモービルなどのパートナー企業に対し、14億ドルの損失を被ったとして損害賠償金の支払いを請求していた。

ロシア国営ガスプロムは10月初旬、2018年におけるロシアから欧州連合(EU)への天然ガス輸出量が年間約2,000億立方メートルに達する見通しで、過去最高を記録するとの見方を示した。一方、ガスプロムはEUの天然ガス需要を満たすため、現在、計画が進行する「ノルド・ストリーム2」天然ガスパイプライン建設が欠かせないとしている。

『ロイター通信』(10月3日付)によると、ロシアのプーチン大統領が、6月に開催された石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国との原油増産にかかわる合意に基づき、日量40万バレル増産を実施済みであるとともに、今後、さらに日量20~30万バレルを増産する意向を示した。ノバク・エネルギー相もロシアが数カ月以内に日量30万バレル程度の増産が可能との見方を示している。

ベラルーシの駐ロシア大使は9月末、ロシアからベラルーシの製油所向け石油製品の供給量を10~15%増やすことを明らかにした。9月26日付のサイト『ベラルーシ・ニュース』などによると、ベラルーシ国内の企業の要請に応じて、ロシアは石油製品をベラルーシに供給すると取り決めを締結済みだ。

このほか、『インターファックス』などの報道によると、ロシアのノバテクが南アフリカ共和国に液化天然ガス(LNG)を輸出する計画であるとされているほか、プーチン大統領が英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェル首脳と会談し、「サハリン-2」天然ガスプロジェクトや、バルチックLNGプロジェクトをめぐり、意見交換したとの情報も伝わっている。

また、ロシアのノバテクがドイツのシーメンスとLNG事業で提携したとのニュースも伝わる。ノバテクのミケルソン会長は10月3日、シーメンスのソリューションを活用することで、競争力のある天然ガス・バリューチェーンを構築すると強調した。ノバテクが同日、プレスリリースで発表した。

 

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